夜クラス休講延長と、どうしても戻って欲しい３つのこと。

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夜クラス休講延長のお知らせ

コロナ騒動もはや一年。これほどまで長く続くとは、昨年の今頃は思ってもいませんでした。緊急事態宣言が延長になり、残念ですが夜のクラスはもう少し休講せざるを得ません。

ワクチンが普及しても、マスクやソーシャルディスタンスがニューノーマルになり、
みなさんといつも通りヨガができるという日はもう来ないのかもしれません。

しかし、できる範囲であの場所で私はヨガを続けたいと思います。

「もう元には戻れない」ことの恐怖

さて、ほとんどの経営者がそうだと思いますが、休講や休業・業務縮小で最も絶望していることは「もう元には戻れない」ということではないでしょうか。

今までコツコツと築き上げてきたものや、当たり前にあったものが、コロナによって急遽変更させられています。それはある程度仕方のないことですし、それをチャンスと捉えるケースもあるでしょう。しかし多くの経営者にとっては「断腸の思い」ではないかと思います。例えば営業時間については

・夕方までは営業できている
・これくらいの制限ならまだマシ

といった声も理解できますが、ほとんどの経営者にとってそれは「これでゼロになる覚悟」を伴うものです。

それがなくても、もう大丈夫という変化

例えば私のヨガクラス。

小さすぎる例で参考にならないでしょうが、おそらく2ヶ月の休講で「ヨガの練習はもういらない」「特に理由はないけれど、もう行かない」、「ヨガをしない生活が当たり前になった」、「ヨガがなくても案外大丈夫」という人は一定数出てくると思います。つまり、これまで毎週お会いしていた方でも、この休講期間をきっかけに、もうご縁のない方もいらっしゃると思うのです。これはもちろんコロナでなくても起こることであり、一概にコロナのせいとは言えません。

何よりヨガは無理にするものでもなく、してもらうものでもなく、サービス業でもなく「自分で学ぶもの」であり、私はそのお手伝いをしているだけですから、コロナでヨガから離れる人がいても私はそれでいいと思いますし、何の問題もないと思っています。今までもそうやって、ヨガから離れていく人（インストラクターでさえ）をたくさん見てきています。

残念なことはそれがコロナによって起こってしまったことです。

コロナがなければ続けられたかもしれないことが、コロナで失われてしまった。

そして、もう元には戻らないのです。

これは他にもあると思います。

今まで必ず行っていたライブも、もうオンラインでいいや。
今まで必ず行っていたエステやマッサージももういいや。
今まで必ず飲みに行っていたあのお店ももういいや。
今まで楽しみにしていた旅行ももういいや。

歴史を振り返っても、このような「淘汰」は何度も起こっているので、今まさにその最中なんだと、諦観することもできるでしょう。実際、無理な通勤電車、不要なオフィスワークなどは淘汰されても良いものの代表かもしれません。でもそんなレベルではありません。今までは当たり前で過剰気味ですらあった東京駅周辺のコンビニや自動販売機、建物さえ淘汰の波に飲まれているのです。

そして何が淘汰されるべきか、残るべきかは、人それぞれ異なるということも忘れてはいけないことでしょう。

どうしても元に戻って欲しい３つのこと

会食は危険だというイメージ。
どんなに呼吸が苦しくてもマスクを伴わないフィットネスは危険だというイメージ。
マスクやソーシャルディスタンスは永久に必要というイメージ。

このあたりは特に、世界中のほとんどの人がワクチン接種を完了しても、もしかすると「もう元には戻らない」かもしれないことですが、個人的にはこの３つだけは元に戻って欲しいと願わざるをえません。

・会食は楽しい！最高のストレス発散！
・息をたっぷり吸って吐いて汗を流すエクササイズは最高のストレス発散！
・周りにいる人のマスクなしの笑顔を見るのがとっても幸せ！

この３つは、私にとって生きるエネルギーだったのだと改めて感じています。