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タダアーサナが完成したら、それで十分。

ヨガ
2018.04.11
お仕事のことを中心に日々のつれづれを綴っています。 詳しいプロフィール

好きなポースだけど苦手なポーズでもあるタダアーサナ。

山のポーズともいわれる。
(詳しくは検索してみてね)

一見、ただ立っているようにしか見えないポーズだけれど
足の裏から丁寧に作っていくと、頭のてっぺんに行くまでに数分かかり
さらにそこから1分程度ホールドすると
軽い疲労を感じる難しいポーズ。

気をぬくとすぐに作ったばかりのポーズが崩れる。
呼吸も止まる。
奥歯に力が入っていたりする。

気を抜かずに。
呼吸も止めずに。
さらに出来るだけ力を抜いて。

なんてやっていると3分〜5分はあっという間に経過するポーズ。

私のクラスや私の練習でこのポーズを入れない日はほとんどないけれど
私が普段練習しているほど真面目に時間をかけてクラスで紹介することもない。

だって私自身がこのポーズに苦手意識があるから…

このポーズでゴールとしたいところは

「ただ立っているだけの何も持たない自分を好きになること」

これはただ座るポーズよりごまかしがきかない。

自分の体のいろいろなところが好きじゃなかったり
見られると恥ずかしかったりしても

山のように堂々と立つ、ただ立つことを求められるポーズ。
富士山がただそこにあるだけで美しいように
ただそこに立つだけで存在感と美しさが溢れ
その空間と調和が起こった時
タダアーサナが完成したといえる(私の場合)。

ヘアスタイルにも洋服にもメイクにもポーズにも頼らずに
そのままの自分を好きでいられる?
堂々としていられる?

このポーズをとるたびに重過ぎるクエスチョンが私にやってくる。

似たようなポーズに「木のポーズ」があるけれど
これをやってもタダアーサナほどの哲学は感じない。

シンプルなものにこそ真理がある。

いつでもどこでもタダアーサナが決まる自分でありたい。
そうすればきっと
どんなお洋服も似合うからだになる。
もちろん歪まないからだになる。
どんな時も芯の通った自分でいられる。
何ももっていないことこそ自信になる。

すべてのヨガのポーズはシャバアーサナに向かうためにあるといえるけれど、
すべてのヨガのポーズはただ立つことがちゃんとできればいらないのではないか。
(もちろんただ座ること=スッカーサナも大事だけれど)

時間がない時のヨガはタダアーサナ。
今年中にマスターしたいのもタダアーサナ(毎年思っているけど)。

タダアーサナは私にとって大事なポーズなのです。

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